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午後。役所へ。実行委員に市役所のHさんがおり、グリーティングカードの印刷を頼みに行く。ふるさと納税の年内の駆け込みで手続きの対応が忙しいらしい。にもかかわらず、役場は年末のお休みで人がおらず、そんなに大変でもないのかもなと思った。それか一部の人が、大変な目に合わされているのかもしれない。

トロルで遅めのランチ。壱岐の飲食店は年末年始ずっと開けている店が多い。トロルも三十一日まで開けている。一月一日、二日は住吉神社でキッチンカー出店。

蕎麦などを少し買い足し。部屋の片付け。

十六時の便で妻が芦辺港に到着。原付きで迎えに行く。

約三週間ぶりに会うなり激しく文句を言われる。全く意味が分からないが、なぜ到着した時に二階の出口で待っていないのかとのこと。ついでにいくつかの文句も言われる。

久しぶりに会う普通のカップルは、こういう時どうするのだろうか。たぶん、文句は言われないのではないか。

彼女の荷物を原付きに乗せ、みなとやゲストハウスへ。歩いて行くから先に行けと言われる。今日は、みなとやゲストハウスのドミトリーに泊まる。本当は大晦日にカウントダウンするらしいから、そうしたかったが部屋が空いておらず、今日にした。みなとやへは、徒歩三十分。荷物を置きに原付きで先に行き、店主らと「おっ。奥さんは?」「あ。今歩いて来てます。」という会話をする。このまま妻に来られても雰囲気が悪いので、もう一度迎えに行くかぁ…と思う。第三者の存在はこういう風に大事になってくるのだなと思いつつ、道中、「そんなに怒るのはこちらのことを考えておらず間違っているし、久しぶりに会うなりそれは無いんじゃないか」等と対抗する方法を考える。僕も妻も割かし頑固肌である。

到着してみると、彼女の方は少し歩いて冷静になっており友好的になっていたから、もう一つの荷物を受け取り、原付きに乗せそのまま移動した。こういう変り身は、僕には全くない芸当なので理解に苦しむことがあるが、思ったことがそのまま口に出るというのは、ある意味正直だと言うことではある。素早い正直な言葉に対し、こちらは、それが正しいかどうかに限らず、不意打ちをくらうしかない。僕はしばらく考えてから対抗するが、タイミングが全くズレており、その時には相手も穏やかになっているのだから、自分がバカらしく思える。

昼時に郷ノ浦周辺で見つけた立て看板。厳しすぎない絶妙なゆるさが欲しいものである。

みなとやで、音源の編集を少し。余計な別の会話音も収録されていて、なかなか編集が難しい。音声は、今やスマホで誰でも撮ることができるが、実際にはかなり難しい技術だと思う。ガンマイクで収録しているが、環境に合わせて、ピンマイクなども検討しないと難しいのかもしれない。

十九時から食事。楽しく飲んで賑わっていた。やはり釣りが好きな人達がよく来られているようだ。釣り好きでなくとも、みなとやの食事はいつも豪華だし、話を聞いていると、だんだん釣りをしたくなってくる。

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