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勝本の大久保本店でランチ。前に見かけたときに来てみたいと思っていた。昔の建物を使いカフェにしており、たいへんオシャレ。

午後取材二件。 ランチ後、勝本の下條くだもの店へ。一時間ほどお話を伺う。「お客さんとのコミュニケーションを大切にしているから、ネットでの販売はしません。」とのこと。だからこそ、一度もクレームはないと言う。商店街での経営を考えている方々は、見習える部分がたくさんありそうだ。壱岐のみかん、ジャムを頂く。ありがたい。勝本の郷土史も借りた。

郷ノ浦の壱岐FMへ。壱岐FMを開局するまでのお話など、こちらでも一時間ほどお話を伺う。その後、十七時から少しだけ生放送のラジオに参加。やはり、お話をするプロの方は、分かりやすく、はっきりと、情景豊かに、感じ良く喋ることができるので凄いと思った。(後日、二件の取材を「互いに見る・インタビュー」で公開予定です。)

トロルでミーティング。企画者の花田氏も来島。実行委員や作家の方もそろい、お話。予算についての話をされていたが、文化予算というのは、派手に見えたり、個人的に使っているように見えたり、無駄に見えたりするので、だいたい縮小されていく。「これは、大きな文化的マイナスである。」とは、多くの人達が言っていることだ。しかし、それがなぜマイナスなのかを、芸術が、納得させる説明をしなければ、こういうことは続く一方だろう。僕の今回の活動は、その点について考えている活動でもある。

今日はあちこち行ったから、金を使い過ぎたな……。普段は自炊で適当なものを食っているが、金を使うことは一番簡単なコミュニケーションの方法だし、腹は減るのだから、たまには良い。

トロル閉店後、深夜三時過ぎまで、グウ・ナカヤマ氏と芸術談義。面白いことがいろいろ分かってくる。有意義な時間だった。